用語集

用語集

卵巣予備能

卵巣の中に残っている卵子の目安

卵巣機能不全

卵巣機能が低下すること

早発卵巣不全

40歳未満の早い時期に月経が来なくなること

卵巣刺激法

排卵誘発剤を使って卵巣刺激を行い、1つまたは複数の卵胞を育てる方法

OHSS(卵巣過剰刺激症候群)

排卵誘発により、卵巣が膨れ上がり、腹水などの合併症状が起こること

ホルモン検査

血液や尿の中に含まれるホルモンの数値を調べること

超音波検査

超音波画像を見ながら子宮や卵巣を調べること

ヒューナーテスト

性交後に子宮頚管の粘液内にある精子の状態を調べる検査で、フーナーテストとも呼ばれる

子宮卵管造影

卵管と子宮の異常を調べるため造影剤を注入してレントゲン撮影すること

FSH

卵胞刺激ホルモン。脳下垂体から分泌されるホルモンで、卵巣に働きかけて卵胞の発育を促す

LH

黄体化ホルモン。脳下垂体から分泌されるホルモンで、卵巣での卵胞成熟と排卵を促して排卵後の黄体を刺激する

PRL

プロラクチン。下垂体前葉のプロラクチン分泌細胞から分泌されるホルモンで、乳腺刺激ホルモンとも呼ばれ、乳汁分泌を刺激し、ほかのホルモンと連携して乳腺の発達を促す

E2

エストラジオール。卵胞の成熟とともに分泌され、子宮内膜を厚くして頚管粘膜を増やす

甲状腺ホルモン。全身の細胞に作用して細胞の代謝率を上昇させる働きをもつホルモンで、新陳代謝の過程を刺激したり促進したりする作用があり、胎児の発育に重要な働きをする

プロゲステロン/黄体ホルモン。排卵後、女性の体が妊娠しやすいように子宮内の環境を整えるホルモンで、主に受精卵が着床しやすいよう子宮内膜をやわらかくし、体温を上げる作用がある

頸管粘液検査

子宮頚部から分泌される頸管粘液の状態を調べること

PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)

脳下垂体から分泌される卵胞刺激ホルモンと黄体化ホルモンのバランスが崩れ、卵巣内の男性ホルモンが過剰となり、うまく排卵できない状態

黄体機能不全

脳下垂体から分泌される卵胞刺激ホルモンの分泌低下、黄体化ホルモンの分泌異常、卵胞の発育不良、高プロラクチン血症の存在などにより、排卵後に黄体が十分なプロゲステロン(黄体ホルモン)を分泌できない状態

妊娠高血圧症候群

妊娠中に何らかの原因で高血圧になり、それをきっかけに尿蛋白や血管障害、臓器障害などを発症する疾患のこと

妊娠糖尿病

妊娠中に発症、あるいは見つかった糖代謝異常のこと。 糖代謝異常とは、血糖値は基準よりも高いが、糖尿病と診断されるほどではない状態のこと