不妊症の一般検査

不妊症の一般検査

一般的な不妊治療施設の場合、初診当日は不妊期間やこれまでの治療歴について医師が聞き取る問診のほか、女性は内診(経膣超音波検査)、男性は精液検査を行います。

不妊の原因や体の状態を調べる主な基本検査は「ホルモン検査」「超音波検査」「ヒューナーテスト」「子宮卵管造影」の4項目。

なかには女性のバイオリズムなどによって受けられる時期が決まっているものもあり、たとえばホルモン検査なら月経周期(FSHLHPRLE2)、排卵直前(E2LH)、排卵後5~7日目(E2)に、子宮卵管造影検査は月経後から排卵前の時期に、ヒューナーテスト頸管粘液検査は排卵直前の時期に実施します。

検査費用は施設によって異なりますが、一般的には夫婦合わせて3万円前後。期間は排卵などの状況をみていくので1ヵ月程度要しますが、初診のタイミングやその時の体調に合わせて、できるだけ効率よく進められるように考えられています。